エマルションタイプの消泡剤について

エマルションタイプの消泡剤は、高級アルコールやエステルなどの主成分で水に乳化分散させたものです。エマルジョンは、水の中に油がもしくは油の中に水が分散している状態を意味するもの、乳化分散は、水と油のように互いに混じり合わない2種類の液体で、一方の液体(分散相)をもう片方(連続相)に微粒子状態で分散させることを意味します。乳化分散と呼び、その分散系溶液をエマルションといいます。乳化分散技術は食品、医薬品、化粧品など多岐にわたって利用されています。

また、乳化する作用をもつ物質を乳化剤と呼び、化粧品の乳液などを指すこともあります。エマルションタイプは、消泡剤としての機能を持たせる目的で消泡成分を水中に乳液分散させていることから、オイルインウォータータイプ(通称O/W型)といいます。被消泡液への分散性に優れていることや製品に対するサイズなどへの影響も少ない、脱気性にも優れた特性を持ちます。貯蔵条件に制約があり、長期保存をすると増粘固化や分離などで処方性能が損なわれてしまうなど、品質劣化を防ぐためにも直射日光の当たらない場所での保管が必要不可欠です。

消泡剤には、他にもオイルタイプや活性剤タイプなどの種類があるのですが、オイルタイプは破泡性、活性剤タイプは抑泡性、そしてエマルジョンタイプは脱気性に優れています。ただ、それぞれの消泡剤を単独で使い泡を消したいとき、それぞれの特徴だけでは満足な結果を得られないこともあり、異なるタイプの消泡剤を併用するケースも少なくありません。消泡剤のことならこちら

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