身近な存在である消泡剤とは

消泡剤とは泡の発生を防ぐことを目的とした添加物であり、この添加物は様々な製品を作る場合に多様されている特徴があります。例えば粘性が強い液体を固める過程で気泡が発生しやすいので、コンクリート用の消泡剤ならばコンクリートを作る際に水に混ぜておくことで、予め気泡を防いで強度をあげることが出来ます。そのため単に見た目が綺麗になるだけではなく、建築物の品質も向上することから、この添加物は欠かせない存在となっています。身近な存在としては普段何気なく食べている食品を製造する際にもこの添加物が使用されており、日本人に馴染み深い豆腐の製造でも消泡剤は欠かせません。

豆腐を作る過程では原料となる大豆をすり潰してから煮る作業の中で、大豆に含まれるサポニンという成分が大量の泡を出します。この泡をとらずに豆腐を作ってしまうと、固める段階で気泡が出来てしまい豆腐独特の滑らかで、のどこしの良い製品を作ることができません。従来は泡を手作業で取り除いていたり、専用機械を必要としていましたが、消泡剤を使用することによって人手とコストを削減し、品質の高い豆腐を製造出来るようになりました。建造物など身近な建物に使用されることで、製品の質が向上したり見た目が美しくなることは嬉しいことですが、実際に口に入れる食品に使用されるとなると不安に感じる方は多くなります。

消泡剤の原料は植物性の油脂や体内にも存在するケイ素を主成分とするシリコン樹脂、グリセリンとパーム油などの植物油脂を合わせた、グリセリン脂肪エステルです。そして製造過程で使用してもほとんどが消失してしまうので、過度に気にする必要はありません。

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