消泡剤はなぜ用いるか

泡というものは不思議な性質を持っています。液体の状態も保ちながら全体としては気体の性質も持っています。いわば気体と液体が混じり合ったような状態です。通常であれば、水と空気は良くは混ざらないのですが、溶液の中に空気になじみやすい部分と水になじみやすい部分を持つ物資などが入っていると、発生するということになります。

したがって泡があるということは、水と空気が馴染みやすいような状況になっているということになります。多くの場合、このような際には界面活性剤というものが溶液の中に含まれています。このような状況を利用する場合には問題ないのですが、そのようなことが邪魔になる場合もあります。そのような際には積極的に消す必要が出てきます。

泡の膜の溶液の中は、空気に接する部分と膜自体の液体の部分を馴染みやすいような状況にする分子が含まれています。従って、この膜を作るという性質を弱めてやれば消えていくということになるわけです。そのような分子のことを消泡剤と呼びます。消泡剤を用いることによって簡単に消すような事が可能となります。

その仕組みは、膜面のある偏ったところに消泡剤が作用することによって、膜が不安定になり壊れやすくするというような状況を作り出すことです。この事を用いることによって、簡単に消すことができます。特に空気と液体を分離したい時などに大変便利です。このようなことは、塗装を行う際にペイントに泡が入ると表面がでこぼこになってしまうということ防ぐ場合にも利用されています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です